【あるある】やたらセミに詳しい【セミ恐怖症】

あるある
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怖いのに嫌いなのに

だから!詳しいんです!

セミに限らず、恐怖症の対策として”知る”ことを勧めている専門家や機関、記事が多くあります。まずは畏怖の対象に関する知識をつける。これは恐怖を感じる原因が”知らないこと”にある場合に大変有効な手段ですよね。

他にも”慣れる””催眠療法””ホルモン治療”…などたくさんの方法があります。その中でも知ることが最も手をつけやすい方法でもあります。

これでセミが怖くなくなるのなら、と我々は一生懸命ネットや本などで調べていくわけです。筆者も例にもれずめちゃくちゃ調べています。習性に関してはその辺のむしとりしょうねんよりも詳しい自信があります。怖いから、嫌いだから、調べて詳しくなっているんですよね。

それは知らないからだよ

特にネット上において、「セミからしたら人の方が恐ろしい」「攻撃してくるわけじゃない」「地上に出てきて1週間の命なんだから」なんて意見を見たことがあります。

ほとんどの場合が煽りや釣りで、本気でそう思っているわけではないのでこういう輩に出会ったら皆さんはスルーしてくださいね。

かわりに少しだけ上記のような意見を掘り下げます。

これらの意見も「知らない事が恐怖感の原因である」と断定している人のよくある意見だと考えられます。それぞれ「セミからしたら人の方が恐ろしい」=生物の本能を知らない、「攻撃してくるわけじゃない」=セミの習性を知らない、「地上に出てきて1週間の命なんだから」=セミの生態を知らないと勝手に憶測で決めつけられていると予想できます。そしてその大元には「恐怖症は無知が原因だ」という誤った認識があります。恐怖症の原因はほとんどが未だ不明です。

我々からしたらこんな意見速攻で反論できる知識を備えていますよね。1週間の命なんてそもそも間違った俗説です。

「セミ恐怖症でもなんでもないあなた方が知っているようなあっさい知識で我々の恐怖症が治るとお思いで?それはあなたがセミ恐怖症を知らないからだよ!!」と、この同志しか見ないであろうWebページの片隅で叫んでおきますね。

知っているということ

セミの種類をすべて言い当てる事ができる、セミの腹節の数を知っている、という同志は少ないんじゃないかなと筆者は思っていますがいかがですか?逆によく出会うセミの出現時期や活動する時間帯がわかる、飛行の習性を知っている、いそうな場所を知っている、寿命がわかる、落ちて死んでいるセミと生きているセミの区別がつく人は多いのではないでしょうか。あとは弱点や苦手な物を知っていたり。

これ、セミ恐怖症じゃない方々は知らないことも多いですよね。我々は知っている。知ってなお恐ろしい。だから困っているんですよね。

先に聞いた「セミの種類を言い当てることができる」というのは”知っている”の代表のようなわかりやすい知識です。なので「知っている」と言うと、この知識の披露を求められたりします。

ですが、セミ恐怖症だからこそ出来ない方が多いのではないかと予想します。理由は”畏怖の対象を冷静に凝視する&観察と判別することが困難”だと感じているからです。要は実物も写真もまじまじと見ることができないからということです。

実際筆者もできません。画像でも無理ですし、実物はもっと無理です。見ることが出来ないので判別するなんて不可能なんですよね。

そのかわり、鳴き声である程度の種類判別はできたり、時間帯や時期の知識でなんとなく判別できたりします。

また、自分の活動範囲内によくいるセミに関しては大まかな特徴は知っている事もありますよね?ツクツクボウシは小さい、ミンミンゼミは緑っぽい…などなど。

見た目に関して詳しいわけではないけど、生態や弱点は知っている!というのも、十分「知っている」に当てはまると筆者は思っています。

怖いものは怖い

仮にセミが世界中全部で何種類発見されていて、どのセミがなんと呼ばれるかをすべて知っていても残念ながら恐怖が和らぐとは思えません。怖いものは怖いんです。

挑戦していないので、学名やら属性やら調べていくうちにもしかしたら効果があるかもしれませんが、それは”知ったから”ではなく観察と判別を繰り返した事による”慣れ”が主に起因しているのかなとも思います。画像や写真は大丈夫!という同志は挑戦してみる価値があるかもしれません。もし効果があったら是非筆者にも共有してください…!

まとめ

もしセミ界の全知全能神になったのに恐怖心が残っていたとしても、決してあなたは悪くありません。きっとトラウマがひどすぎるか、他に合ったやり方があるんだと思って色々試していきましょう。

同志もいます。医療機関もあります。カウンセラーもいます。お互いがんばりましょう!夏を満喫できるその日まで…!

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