【対策】セミを知る※実物画像なし【セミ恐怖症】

麦茶_夏 セミとは
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セミを知り己を知れば夏の屋外あやうからず

「敵の実情や現状を知れば何度戦っても負けることはない」という意味のことわざがあるように、”知る”ということは大きな武器となります。

我々にとって夏の屋外は戦場と同義!

生体や種類の情報を得ることで、恐怖のイメージをやわらげたり、対策を練ったりすることができます。実物の写真やリアルなイラストは一切ないので、安心してくださいね。

ちなみに写真やイラストが無い理由は、筆者が無理だからでもあります。

セミについて知ろう

まずは生き物としてセミについて知っていきましょう。何度も言いますが知識は武器です。セミの生態を知れば、出会うのを避けられるかもしれない。追いかけられた時に反応できるかもしれない。セミの生態や寿命に詳しくなったらそもそも怖くなくなるかもしれない。あらゆる可能性が知識にはあります。

様々な恐怖症の原因が”無知”であるとする研究も少なくありません。恐怖症の治療段階で畏怖の対象について学ぶこともあるようです。写真を見たり、実物を触ったり…。ひぇ…

「知らないから怖い」というのは生物としての本能です。もちろん、セミ恐怖症の多くは驚かされた・追いかけられた等のトラウマが原因になっていると思います。ですが、前述した通り知識があれば対策もできます。

すでにセミを知ろうと努力している方も、もう一度一緒に確認してみましょう。冷静に、生物としての情報だけをインプットしていきましょう。怖くなくなってきたかも?と思えたら、ウェブ検索や図鑑などからご自身でも是非情報を集めてみてください!

セミの基本情報

セミ(蝉・蟬)は、カメムシ目に含まれているセミ亜科の昆虫です。日本だけで約30種類、世界に2000種類以上いると言われています。日本でよく知られているセミは以下の6種類です。

  • アブラゼミ
  • ミンミンゼミ
  • ニイニイゼミ
  • ヒグラシ
  • ツクツクボウシ
  • クマゼミ

この下にさらに「ニイニイゼミ族ニイニイゼミ属クロイワニイニイ」など細かく分類されていきますが、一般的に知られているおおまかな種類としては上記のとおりです。これ以外だとチッチゼミなんて聞いたことある方もいるかもしれません。

種別の活動時期と時間帯

アブラゼミ7月中旬〜9月下旬頃11時頃〜夕方6時頃まで
ミンミンゼミ7月中旬〜10月上旬頃朝8時頃〜昼3時頃まで
ニイニイゼミ6月下旬〜9月中旬頃ずっと
ヒグラシ7月初旬〜9月初旬頃朝方数時間〜と夕方数時間
ツクツクボウシ7月下旬〜10月中旬頃ずっと
クマゼミ7月中旬〜9月初旬頃朝方数時間〜と夕方数時間
※気候・地域差があります

おおまかな表ですが大体の一覧です。気候による差が大きいので、年や場所によって「うちの近所はクマゼミずっと鳴いてるけど!」「今年は9月に入った途端セミの声が聞こえなくなったよ」等のズレが出ます。

西日本に分布していると言われたクマゼミが近年北上しているというニュースもあるくらいなので、カレンダー通りにきっちりしているわけではなさそうです。わかることは①8月中はほとんどのセミが活動している②朝方や夕方の涼しくなった時間帯に活発になる種類がある ことですかね〜。

セミの一生

セミは卵から生まれます。かんたんに表現すると卵→幼虫→成虫となります。ご存知の通り、幼虫のときは土の下にいるので滅多に私達の前に現れることはありません。外にいる、飛んだり鳴いたりする所謂セミは全て成虫です。

幼虫の間は土の中で木の根から栄養を吸って過ごしているそうです。時が来ると木や草などに登り、準備ができたら羽化して体の成熟を待ちます。体がしっかりできたら飛び立ち、交尾と産卵をしたりしなかったりしてその生涯を終えます。

セミは地上に出てから1週間しか生きられないからかわいそう?

というのは俗説で、最近の研究では1ヶ月前後生きるとされているそうです。

セミの種類にもよるとは思いますが、2019年に岡山県の当時の高校生が発表した研究で”アブラゼミ32日、ツクツクボウシ26日、クマゼミ15日。捕まえた前と後も生きているから、実際は(セミの成虫期間は)もっと長いかもしれない”ことが判ったそうなんです。セミを800匹以上捕まえた結果だそうで、学会で評価され賞も受賞しました。かなり信憑性が高いですよね。

一週間しか生きられない説の方は一体どこから発生したのか?なんとなく聞いたことはありましたが、筆者もその説の根拠はわからない・・・し、おそらく皆様方もわからないのでは。それくらい有名すぎる俗説ですよね。

そして有名すぎるが故に、「セミは何年も暗い土の中で過ごして、やっと外で自由に過ごせたと思ったら1週間で死んでしまうかわいそうな生き物なんだから」と諌められる(?)同胞が後を絶ちません。

仮に1週間しか成虫期間が無かったとしても、知ったこっちゃないっつの!怖いもんは怖い!しかも嘘なんかい!

それにしても、成虫期間が1週間じゃない方が納得行くぐらいたくさんいますよね、セミ。

上述の研究についての記事を初めて見つけたとき、「ほれ見たことか!!」と叫ばずにはいられませんでしたよまったく。

食べ物と排泄

セミは幼虫の間は生きた木の根にストローのような口を刺して樹液を吸って大きくなります。成虫になると今度は木の幹に穴を開けて同じように樹液を吸って栄養をとって過ごしているようです。

筆者は上記の「一週間で死んでしまう説」を聞いた際に「しかも成虫になると食事をせず、交尾相手を探して彷徨うだけらしい」というのも含まれてたのですが、普通に食事しているようです。

よく「セミにおしっこをかけられた事あるよ〜」なんて聞きますが、あれは実際に尿にあたる液体だそうです。おえ! ちなみに成分はほとんど水です。よかった。いや、よくはないか。

主食が樹液=液体なので排泄物は尿が全てのようです。セミは羽があって飛び回るので、体を軽くするために飛び立つ直前に排泄する事が多いそう。虫取り少年がよくひっかけられてるのは、捕まりそうになったセミが慌てて逃げるからかもしれませんね。

大きい音を出すのは交尾相手を探すため

メスのセミが鳴かないというのは有名な話です。オスだけが求愛行動の為にあの音を出しています。

セミの種類によっては動いて探す行動派がいるようで…鳴いては飛び立ってメスを探し、また鳴いては・・・と忙しない種類のセミもいるようです。目的は求愛行動なので同じです。

動いちゃったらメス側も困ると思うのですが…なにか都合があるのでしょうか?…確かに、微動だにせず「だれかーー俺と子供作ってくれる美女いませんかーーーー」って叫んで呼んでると思うとそっちのほうが横着な気もしてきました。

まとめ

やはり生き物なので個体差や生息域、種別で差があるので絶対・確実とは言えませんが、現状上記のように認識されているようです。

岡山県の高校生のように、地道に研究してきて下さった方々のおかげで知識を得ることができましたね。

恐怖症の解決の糸口になった方も、全く効果がない方も、知ることは決して無駄にはなりません。是非、このページ以外からも情報をキャッチして対策を進めてくださいね。

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