【セミとは】セミに関する豆知識やニッチな情報5つ【セミ恐怖症】

teacher with eyeglasses. セミとは
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セミを知ることで恐怖心を和らげる挑戦をしている同志の方に、筆者がかき集めた情報をご紹介します。別の角度からセミを見る為の材料として、あるいはちょっとした雑談のネタにもおすすめです。

セミの声はどこからどうやって出てる?

あなたは喉から?ワタシは背から

腹で作った音を背中から出している

セミの腹の中は空洞になっていることはご存知でしたか?確かにあのサイズで中までぎっしり詰まっていたら羽の大きさが足りなくて飛べなさそうですよね。(飛べなきゃよかったのに)

その空洞に沿うようにある発振膜と鳴筋を使って音を作り、空洞で増幅して背中の発音器から出しています。音を出す器官と増幅する器官を持ってるからこそ、あの大音量が出せるというわけです。

そういう虫が多いからか、セミも羽をこすらせて鳴いていると勘違いされている方もいますが、実際は音を出す専門の器官を腹に持っているということです。

ギターと似た仕組み

アコースティックギターを想像してください。張られた弦を指で弾くと、その振動が本体に伝わり、その中にある空洞で共鳴して音が響きますよね。ただピンと張った糸を指で弾いた時よりも、何倍も大きな音がより遠くまで響きます。

セミの声も、腹の中の空洞を共鳴させることで大音量になります。

なんでセミはあんなに大きな音を出すの?

求愛

我々からすると、必要以上に大きな音を出しているように感じますが、主な理由は求愛行動です。自分の存在をアピールして、メスを呼んでいるんですね。種類ごとに鳴き声が違う理由の一つにもなっています。遠くにいても自分の場所がわかるように、大きい声で呼んでいるようです。

メス代表として言うけど、用があるなら自分で来なさいよ…

警戒

天敵が近づいてきたときにも大きい音を出して鳴きます。この時は求愛時と違った音の出し方をします。

確かに、自然の中で聞こえるセミの音と、捕まえられた時のセミの音は筆者も聞き分けられる気がします。ちなみに捕まえられた時の音の方が何倍も無理です。

みんなといっしょ

セミが同時に鳴きだすのは同調しているからという説があります。全ての種類に当てはまるわけではない上に、未だ有識者の間で議論されるような不明瞭なものです。

「つれ鳴き」という用語もあり、つられて自分も鳴いてしまう説、他のオスの邪魔をしているだけ説など様々な説がネット上で転がっています。

なんにせよ、大量のセミが一斉に似たようなリズムで鳴くのは事実です。やつらになにか理由があるとは思えませんが…これから判明していくかもしれません。

セミの目は2つじゃない?

特徴的な2つの目に見える部分は実は…

目です。合ってますよ! ただ、大きな2つの目は複眼といい、ハエなどで有名なたくさんの目が集まってできた目です。集まっている小さな目=個眼の数が多いほどよく見えると言われています。

他にも目がある

更にセミは3つの単眼を持っています。単眼とは複眼よりもシンプルな構造で、これ単体だとほとんど見えないようです。光を捉えるのに使われていて、頭頂部に3つの赤い点が三角形で位置してのが単眼です。

というわけでセミは複眼と単眼合わせて5つの目を持っています。それでも人と木を間違えるなんて、あと何個目があれば足りるんだ…。

セミ恐怖症の味方にきのこ?

冬虫夏草

ちょっぴりグロテスクな話になりますので、苦手な方は飛ばしてください。

セミが幼虫の間を土の中で過ごす事は有名ですよね。その間3年とも7年とも言われています。中には10年以上という種類も…。

もちろん、それだけ長い間土の中で幼虫をやっていれば、命の危険もたくさんあります。地上に出られないまま死んでしまう。

セミの幼虫を食べる生き物が何種類もいる事は想像に難くないですが、ここでは興味深い天敵をご紹介します。それが冬虫夏草です。

宇宙からの侵略者?その正体は寄生きのこ

その名にある通り、昔は「冬の間は虫だったのに、夏になったら草になった」と思われていた冬虫夏草。あながち間違いでもないのが恐ろしいところです。虫に寄生する菌類の総称(諸説あり)で、何百種類も確認されています。

寄生した後、その幼虫が栄養を蓄えきったところで殺して養分にしてしまいます。存在方法もさることながら、見た目のインパクトもあってご存知の方も多いかもしれません。

高級漢方として扱われることもあり、実は近年その栄養について解明が進んでいます。

本当は童話の主役だった?

アリとキリギリス

イソップ物語のアリとキリギリス。働き者のアリとぐうたらキリギリスの冬支度のお話です。

このお話、実は原作では『アリとセミ』なのをご存知ですか?

元のイソップ寓話はギリシャで作られたお話です。ギリシャを含む地中海沿岸にはセミが生息していますが、セミがほとんどいないヨーロッパ北部で翻訳される過程でキリギリス(grasshopper)に変わったと伝えられています。

日本にもたっぷりセミはいますが、翻訳された状態で伝わったためにアリとキリギリスが有名になりました。

元は「アリとセミ」(Fabulaeの114話は黄金虫[1]センチコガネ[2])だった。セミ熱帯亜熱帯に生息し、ギリシアなど地中海沿岸にも生息していて、古代ギリシアでは文学でも取り扱われているが[3]ヨーロッパ北部ではあまりなじみが無い昆虫のため、ギリシアからアルプス以北に伝えられる翻訳過程で改変(翻案)された。日本に伝わった寓話はアルプス以北からのものであるため、日本では主に『アリとキリギリス』で広まっている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%81%A8%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9

キリギリスが夏の間に鳴くイメージがあまりなかったのですが(似たような虫が鳴いているのは秋のイメージ)元がセミだったとしたら納得です。

まとめ

役に立つような立たないような、ほんまかいな!という情報をあつめてみました。

「セミには毒もないし、知らないから怖いだけだよ」と言われた時に披露したい雑学ばかりですね。是非自分のものにして少しでも恐怖を和らげてくださいね。

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